国産の天然漆を使用して修繕しています。

金継ぎによるお直しでは、以下7種類ほどのお直しが可能です。

⚠︎漆の特性上、ガラスのお直しと、直火使用の土鍋、釉薬のかかっていない器は

受付けておりませんのでご了承下さい。

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①小さな欠け

表面だけが少しだけ欠けた状態のもの。

破損箇所のタテとヨコの長さの総計でお見積もりしています。

(〜1㎝ 5,000円 /〜1.5㎝ 6,000円 /〜2㎝ 7,000円 /〜2.5㎝  8,000円)

錆漆という砥粉に生漆を混ぜて作るパテを欠けた箇所に少量ずつ埋めて行き成形します。その後、何度か塗り用の漆を塗って固めて研いでを繰り返し、最後に漆が固まる手前で

金粉を蒔き固めて仕上げています。

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②深さのある欠け

表面だけではなく、大きく欠けた状態のもの。

破損箇所のタテとヨコと深さの総計でお見積もりしています。

(〜1㎝ 5,000円 /〜1.5㎝ 6,000円 /〜2㎝ 7,000円 /〜2.5㎝  8,000円)

錆漆という砥粉に生漆を混ぜて作るパテを欠けた箇所に少量ずつ埋めて行き成形します。その後、何度か塗り用の漆を塗って固めて研いでを繰り返し、最後に漆が固まる手前で

金粉を蒔き固めて仕上げています。

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③割れ(破片2つ)

真ん中でパックリと割れていたり、破片のパーツが2つで接着箇所が1つの状態のもの。

破損箇所の長さでお見積もりしています。

(〜5㎝  8,000円 /〜10㎝  9,500円 /〜15㎝  11,000円/〜20㎝  12,500円)

 

麦漆という小麦粉に生漆を混ぜて作る接着剤を割れた箇所の断面に塗り接着する。数ヶ月かけて固め、接着箇所の隙間に錆漆を埋めて行き、その後、何度か塗り用の漆を塗って固めて研いでを繰り返し、

最後に漆が固まる手前で金粉を蒔き固めて仕上げています。

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④割れ(破片2つ以上の複数)

バラバラになっていたり、破片のパーツが2つ以上で接着箇所も2つ以上の状態のもの。

破損箇所の長さの総計でお見積もりをしています。

(〜5㎝  8,000円 /〜10㎝  9,500円 /〜15㎝  11,000円/〜20㎝  12,500円)

 

麦漆という小麦粉に生漆を混ぜて作る接着剤を割れた箇所の断面に塗り接着する。数ヶ月かけて固め、

接着箇所の隙間に錆漆を埋めて行き、その後、何度か塗り用の漆を塗って固めて研いでを繰り返し、

最後に漆が固まる手前で金粉を蒔き固めて仕上げています。

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⑤ヒビ

ヒビの線がある状態のもの。

器の裏表両方にヒビの線があると思いますが、どちらか長い方の長さでお見積もりをしています。

( 5㎝ 5,000円 / 10㎝ 7,000円 / 15㎝ 10,000円 / 20㎝ 12,000円)

生漆をテレピン油で希釈したものをヒビの箇所に染み込ませ固めた後に、錆漆を入れ込み隙間を埋め、その後、何度か塗り用の漆を塗って固めて研いでを繰り返し、最後に漆が固まる手前で金粉を蒔き固めて仕上げています。

ヒビの状態や器の素材によっては、ヒビの箇所を傷付け漆を入れる方法もありますが、基本的には傷を付けずに済む最低限のお直しをご提案しています。

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⑥取手(補強なし)

マグカップの取手が割れてしまった状態のもの。

通常の接着は可能ですが、持ち手は使用の際に圧がかかり、修繕後も再度取れてしまう可能性があるので、

別の用途(ペン立てや花器など)で使って頂くことをご提案しています。

破損箇所の長さでお見積もりをしています。

直し方は、③と同じです。

(〜1㎝ 5,000円 /〜1.5㎝ 6,000円 /〜2㎝ 7,000円 /〜2.5㎝  8,000円)

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⑦取手(補強なし)

マグカップや蓋物の取手が割れてしまった状態のもの。

通常の接着をした後に、麦漆を絡ませつつ麻糸を巻きつけて補強を施します。通常の接着より強度が出ますが、元通りとは考えずに、使用の際には破損箇所に圧をかけ過ぎないよう使用してもらいます。ポットの取手の場合は、お直しが難しい場合もありますので、ご相談下さい。

補強5,000円+(~1㎝ 5,000円 /~1.5㎝ 6,000円 /~2㎝ 7,000円 /~2.5㎝  8,000円)

※上記に+10%の消費税をいただきます。

銀仕上げの場合は上記より10%オフ、漆仕上げの場合は15%オフ。

​※お預かり後、破損の状況により、金額が前後することもございます。

※送料は基本的に往復お客様のご負担になります。修理代金3万円以上の方は復路分無料

※お支払いは後払いです。指定口座(ゆうちょ銀行)へのご入金を確認次第、お預かりの品をお戻ししています。

金継ぎした器の取り扱いについて

天然素材の漆を使って金継ぎしたうつわは、基本的に漆器と同じ扱いとなります。空気の乾燥にとても弱く、修繕箇所が乾燥することで剥離してしまうこともあります。以下の項目は特に注意して頂き、修繕箇所は以前よりも少し手間をかけ、ケアしながらご使用いただければ幸いです。

 

1. 電子レンジ、食洗機、オーブンは使用不可、直火もお避け下さい。

2.クレンザー等の研磨剤、硬いスポンジ、タワシで洗わないで下さい。

3.修理箇所をカトラリーやステンレスの洗いカゴなど硬いもので引っ掻いたりしないようにして下さい。

4.冷蔵庫に入れたり、つけ置き洗い、水分のあるものを入れたままにしないでください。乾燥して剥離の原因になります。

5.洗った後は、柔らかい布巾等で優しく水分を拭き取り保管して下さい。